「ブラックリストだけどどうにかして10万円用意しないといけない…」「審査なしでお金を借りることはできる?」とお悩みの方もいるかもしれません。
そこで本記事では、ブラックリストの場合でも審査なしで10万円を借りる方法を紹介します。
審査に通らない時の対処法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ブラックリストでも審査なしで10万円借りる方法はある?
消費者金融などを利用する場合は必ず審査があるため、ブラックリストの場合は審査に通過することができません。
しかし、ブラックリストや無職など、金融機関の審査に通らない人でもお金を用意する方法はあります。
ここからは、金融ブラックでも審査なしで10万円を借りる方法を解説します。
クレジットカードのキャッシングを利用する
10万円を借りたい場合は、クレジットカードのキャッシング枠を利用してみてください。キャッシング枠には下記の特徴があります。
- 面倒な手続き不要で借りられる
- 提携ATMですぐに引き出せる
クレジットカードのキャッシングを利用すると、ショッピングで利用できる金額が減ってしまったり、利息が発生したりなどの注意点もありますが、既にキャッシング枠が付与されているカードを持っていれば手続き不要で利用できます。
提携ATMからすぐにお金を引き出せますし、場合によっては銀行口座に直接振り込んでもらうことも可能です。
ただし、キャッシング枠がないカードの場合、キャッシングを利用するには審査が必要になります。現在ブラックリストの場合は審査に通らない可能性が高いため、利用が難しい点に注意しましょう。
質屋に品物を預けてお金を借りる
質屋では、品物を担保に入れることで査定額に応じた金額を借りることができます。質屋を利用するメリットは以下の通りです。
- 審査不要で借りられる
- 返済が遅れても催促されない
- 返済できない場合は品物を手放せばいい
期限までに返済しないと品物が質屋のものになってしまう点や、査定額によっては希望の金額を借りられないなどの注意点もありますが、審査が必要ないのは質屋の強みです。
ブランドバッグや貴金属などの他、パソコンやスマホ、ゲーム機なども質入れ可能。10万円を借りるためにはそれなりに高価なものを質入れする必要がありますが、複数点預けて10万円に届かないか試してみるのも一つの方法です。
家族や友人に借りる
10万円が必要な時は、家族や友人に借りることも考えてみてください。家族や友人からお金を借りる方法には下記の利点があります。
- 無職やブラックリストでも借りられる
- 利息なしにしてもらえる可能性がある
- 返済の仕方に融通を利かせてくれることもある
10万円を貸してくれる家族や友達が近くにいることが条件ですが、誠意を持って相談すれば、例えあなたが金融ブラックであってもお金を貸してくれる可能性があります。
また、業者などから借りる場合と違い、利息なしにしてくれたり、「ボーナスが入るまで返済を待ってほしい」といった要望に応えてくれる可能性も。
ただし、返済が遅れると信頼関係にひびが入る恐れがあるため、約束した条件を守り、しっかり返済することが大切です。
どうしても10万円必要なのに審査が通らない時の対処法
「延滞などの心当たりがないのに、どうしても審査が通らない…」「もしかしてブラックリストなの?」とお困りの方もいるかもしれません。
そこでここからは、どうしても10万円必要なのに審査に通らない時の対処法を紹介します。
総量規制に引っかからないように借入額を減らす
消費者金融の審査に通らない時は、借入額を減らすことを検討してみてください。というのも、消費者金融からの借入には「総量規制」が適用されるためです。
総量規制とは貸金業法で定められたルールで、年収の3分の1を超える貸付を禁止するものです。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。
引用:日本貸金業協会
なお、総量規制は他社からの借入額を含みます。つまり、年収300万円の人が他社ですでに100万円の融資を受けていた場合、追加で10万円を借りることはできません。
そのため、まずは他社の借入額を返済するなどの調整が必要です。
審査落ちの理由がわからない場合は信用情報の開示を請求する
カードローンの審査で落ちた理由がわからない場合は、信用情報の開示請求をすることで原因が判明することがあります。
ブラックリストとは、信用情報機関に長期滞納や債務整理などの情報が登録されている状態です。
例えば、過去に3ヶ月以上の長期延滞を起こしていた場合、滞納が解消した時点から約5年間は記録が残ります。これはカードローンだけでなく、クレジットカードや携帯の分割代金なども対象です。
信用情報の開示請求をすれば、このような事故情報が登録されているかどうか確認することができます。
事故情報があった場合は、所定の期間ローンやクレジットカードの審査に通らない可能性が高いため、別の方法を検討する必要があります。
審査落ちした後すぐに他社に申し込みをしない
カードローンの審査で落ちた時は、「他の会社なら通るかも」と別のカードローンに申し込んでしまいがちですが、これはNG。
短期間に複数のカードローンに申し込みを行うと「申し込みブラック」となり、信用情報に傷がついてしまいます。
カードローンは、実際に借入を行ったことだけでなく、申し込みをしたことも信用情報に登録されます。
そのため、短期間に複数社に申し込みを行っていると「お金に困っている人」だとみなされ、返済への懸念から審査に通さないという判断をすることが多いのです。
半年間は信用情報機関に申し込み履歴が記録されるため、審査落ちした場合は最低でも6ヶ月は空けてから申し込むようにしてください。
どうしても審査が通らない時は稼ぐ方法を試す
上記のような方法を試してもどうしても審査が通らない場合は、借りる以外の方法を試してみましょう。
ここからは、審査に通らない人でもOKのお金を稼ぐ方法を紹介します。
リサイクルショップやフリマアプリで不用品を売る
リサイクルショップやフリマアプリの利用をして、家にある不用品を売ってみましょう。それぞれの特徴をお伝えします。
リサイクルショップ | フリマアプリ |
---|---|
・即日現金で売却代金を受け取れる ・大きな家具・家電なども売りやすい ・思ったような査定額にならない可能性がある |
・自分で売却価格を決められる ・出品や梱包などの手間がある ・売却代金の入金までに時間がかかる |
すぐに現金が必要な場合は、リサイクルショップを利用するのがおすすめです。
ハードオフなどのリサイクルショップであれば、10~15分程度で査定が完了するため、すぐに現金を手にできます。
ただし、リサイクルショップは基本的に査定額が低くなる傾向にあるので、できるだけ高い金額で売りたい場合は、価格を自分で決められるフリマアプリを利用しましょう。
単発バイトをする
働いてお金を得たいと考えるのであれば、引っ越しスタッフなどの単発バイトで稼ぐことも検討してみてください。単発バイトには下記の特徴があります。
- 未経験でもできる仕事が多い
- スキマ時間や休日を利用して働ける
- 日払いに対応している仕事が多い
イベントスタッフや試験監督など未経験でもできる仕事が多く、タイミーなどのアプリを利用すれば当日にバイトを探すことも可能です。
1日で10万円を稼ぐのは難しいですが、日給1万円を超える仕事も多くあるため、スキマ時間にコツコツ働いて稼ぐことをおすすめします。
ポイ活をする
スキマ時間を利用して稼ぐ方法として、「ポイ活」をするという方法もあります。
ポイ活とは、ポイントを貯めて商品と交換したりお得に購入したりする活動のこと。下記の特徴があります。
- 誰でもすぐに始められる
- 万単位でポイントがゲットできる案件もある
- スキマ時間を利用してコツコツ貯められる
ポイントは、ネット通販での買い物やアンケート回答、各種サービスへの申し込み、アプリゲームのプレイなどで貯めることができます。
一度に10万円を稼ぐことは難しいですが、ちょっとしたスキマ時間を活用できるため、利用するハードルが低いのがメリットです。
貯めたポイントは、各種ポイントや商品券などへの交換のほか、口座振込にも対応しているサービスがほとんどのため、現金が必要な人でも安心です。
どうしても10万円借りられなくてもやってはいけないこと
どうしても10万円借りられない時は、「無審査」「ブラックOK」などといった甘い言葉に乗ってしまいがちですが、これには大きな罠が潜んでいる場合も。
ここからは、どうしても10万円を借りられなくても絶対にやってはいけないことについて解説します。
闇金を利用する
「極甘審査」「ブラックリストOK」といった文言が書かれた貸金業者のチラシなどを見たことがある人もいるかもしれません。
しかし、このような業者はいわゆる「闇金」で、正規の貸金業者ではないため、絶対利用しないでください。
闇金業者には以下のような特徴があります。
- 法外な金利が設定されている
- 審査なし・審査が甘いといった文言で宣伝している
- 連絡先が携帯番号
- 貸金業の登録がされていない
消費者金融などの貸金業者は、上限金利(年15%~年20%)が法律で定められており、これ以上の金利を設定している業者は闇金です。
さらに、貸金業者には返済能力の調査も義務付けられているため、「無審査」「誰でも審査に通る」といった内容で宣伝をしている場合は闇金だと思って間違いありません。
闇金を利用すれば、法外な利息の支払いや悪質な取り立てなどに苦しむ可能性もあるため、「少しだったら大丈夫」と安易な気持ちで利用するのは危険です。
正規の貸金業者は必ず貸金業の登録を受けており、登録の有無は金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で確認できます。安全な業者かどうか心配な場合はチェックしてみましょう。
個人間融資を利用する
SNSや掲示板などで「お金貸します」などの書き込みを見て、利用を検討している人もいるかもしれません。
しかし、こういった「個人間融資」もその実態は闇金であることがほとんど。
一見親切な人に思えるかもしれませんが、法外な金利を要求されたり、個人情報を悪用されたりなどの被害に遭う人は少なくありません。
絶対に利用しないようにしましょう。
まとめ
ここまで、ブラックリストの人でも10万円を用意する方法についてお伝えしてきました。
ブラックリストなどで審査に通らない場合は、質屋など審査なしで借りられる方法で資金調達ができないか検討してみましょう。
審査落ちの理由がはっきりしない場合やブラックリストになっているかどうかわからない場合は、信用情報の開示など、今回ご紹介した対処法を試してみてください。
どうしても10万円借りられなくても、絶対に闇金などに手を出してはいけません。
お金が借りられない場合は稼ぐ方法を試すなどして、安全な方法でお金を用意するようにしてみてくださいね。