審査なしで30万円借りることはできる？ おすすめ業者や審査通過のポイントを紹介

どうしても30万円必要だけど、審査通過に不安があり、審査なしで借りられる方法を探している人もいるかもしれません。

結論から言うと、金融機関からお金を借りる場合には、必ず審査があります。

そこで本記事では、審査がある理由やおすすめのカードローンを紹介します。

審査に通らない時の対処法なども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

審査なしで30万円借りることはできない！ その理由とは？

冒頭でもお伝えした通り、審査なしでカードローンなどを利用して金融機関からお金を借りることはできません。

ここでは、審査がある理由について詳しく解説します。

返済能力の調査が義務付けられているから

消費者金融や信販会社などの貸金業者では、必ず事前に返済能力を把握するための審査が行われます。

これは、貸金業法という法律で定められている、貸金業者が守るべきルールです。

（返済能力の調査）
第十三条　貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用：貸金業法

多くの貸金業者では、「安定した収入や返済能力があること」を申し込み条件としています。

つまり、無職で収入がない場合などは「返済能力がない」とみなされ、借入はできないということ。既に他社で多額の借入を行っている場合や、信用情報に問題がある場合（ブラックリスト）も審査通過が難しくなります。

なお、銀行は貸金業法の対象外ですが、同様に審査は必ず行われます。

「審査なし」「誰でも借りられる」という業者は闇金

貸金業法では、「ブラックOK」「審査が甘い」といった文言で勧誘を行うことを禁止しています。

（誇大広告の禁止等）
第十六条　貸金業者は、その貸金業の業務に関して広告又は勧誘をするときは、貸付けの利率その他の貸付けの条件について、著しく事実に相違する表示若しくは説明をし、又は実際のものよりも著しく有利であると人を誤認させるような表示若しくは説明をしてはならない。（中略）
二　他の貸金業者の利用者又は返済能力がない者を対象として勧誘する旨の表示又は説明
三　借入れが容易であることを過度に強調することにより、資金需要者等の借入意欲をそそるような表示又は説明

引用：貸金業法

このような「誰でも借りられる」という趣旨の宣伝を行っている業者は闇金の可能性が高いため、絶対に利用してはいけません。

今すぐ30万円必要なら即日融資可能な消費者金融カードローンがおすすめ

審査はありますが、今すぐ30万円必要な場合は、即日融資が可能な消費者金融カードローンを利用するのがおすすめです。

ここからは、各社の特徴について詳しく紹介していきます。

プロミス

今すぐお金が必要なら、最短20分の審査時間や無利息期間が使いやすいプロミスがおすすめです。

金利（実質年率）	4.5％～17.8％
利用限度額	最大500万円まで ※借入限度額は審査によって決定
無利息期間	初回30日間 ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要
審査時間	最短20分 ※申込時間や審査により希望に添えない場合あり
在籍確認	原則なし ※書類だけで確認可能（希望に添えない場合あり）
郵送物の有無	条件付きでなし

プロミスは上限金利が年17.8％となっており、他社の18.0％よりも低いのが特徴。特に少額の借入時には上限金利が適用されるため、支払い利息を抑えたい人におすすめです。

また、プロミスでは無利息期間が「初回借入日」の翌日から30日間となっています。

他社は「初回契約日」の翌日からという場合がほとんどのため、契約後、初回借入までに期間が空いてしまう場合でも無利息期間をお得に利用できます。

アイフル

テレビCMや広告でもおなじみのアイフルも、即日融資に対応した消費者金融です。以下にサービスの詳細を記載しました。

金利（実質年率）	3.0％～18.0％
利用限度額	最大800万円まで ※ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です
無利息期間	初回最大30日間
審査時間	最短20分 ※申込みの状況によっては希望に添えない場合あり
在籍確認	原則、電話での在籍確認なし ※申込内容に不備があれば電話確認
郵送物の有無	条件付きでなし ※WEB契約時、「カードレス」「口座振替（自動引落）」を選択 ※口座振替登録を選択した金融機関で取引時確認が完了していること、その保存がされている場合に限る

最短20分で審査が完了するため、今すぐお金が必要な場合にも即日借入が可能です。

原則電話での在籍確認がなく、郵送物もなしで利用できるのも嬉しいポイント。家族や会社の人にバレたくないという人にもおすすめです。

アコム

今すぐお金が必要なら、審査が早く、「3秒診断」で借入可能か事前チェックも可能なアコムもおすすめです。

金利（実質年率）	3.0％～18.0％
利用限度額	1万円〜800万円
無利息期間	初回最大30日間
審査時間	最短20分
在籍確認	原則、電話での在籍確認なし
郵送物の有無	条件付きでなし

アコムでは、最短20分で審査が完了するため、お急ぎの場合にも安心。

借入可能かどうか簡易判定してくれる「3秒診断（※）」が利用できるため、審査に不安を抱えている人は事前にチェックしてから申し込むのがおすすめです。

※『3秒診断』はお借⼊を検討される際の⽬安であり、必ずしも診断結果により融資を確約するものではありません

低金利で借りたい人には銀行カードローンがおすすめ

消費者金融よりも低金利で借りたい人には、銀行カードローンをおすすめします。

各銀行カードローンの概要についてご紹介します。

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

大手の信頼性や安心感で選びたいなら、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」がおすすめです。サービスの詳細は以下の通りです。

金利（実質年率）	1.8％〜14.6％
利用限度額	10万円〜500万円
無利息期間	なし
審査時間	最短即日
在籍確認	電話確認をする場合あり
郵送物の有無	テレビ窓口でカード受取でなし

三菱UFJ銀行カードローンの最高金利は年14.6％となっており、消費者金融（上限金利18〜20％程度）と比較して低金利です。

三菱UFJ銀行内に設置されたテレビ窓口でカードを受け取れば、自宅への郵送物がないのもポイント。三菱UFJ銀行の口座を持っていなくても利用できます。

三井住友銀行カードローン

低金利のカードローンを利用したいなら、三井住友銀行カードローンもおすすめです。サービスの詳細を表にしました。

金利（実質年率）	1.5％～14.5％
利用限度額	10万円～800万円
無利息期間	なし
審査時間	最短当日
在籍確認	電話確認あり
郵送物の有無	ローン契約機での契約でなし

三井住友銀行カードローンの上限金利は年14.5％となっており、こちらも消費者金融に比べ低金利で利用できます。

三井住友銀行で口座を持っている場合は、お持ちのキャッシュカードにローン機能をつけることができ、新たにローンカードを発行する必要がありません。

「極力家族にバレたくない」「すでに三井住友銀行の口座を持っている」というにおすすめです。

みずほ銀行カードローン

大手メガバンクの1つであるみずほ銀行のカードローンも、低金利で借りられるおすすめの銀行カードローンです。

金利（実質年率）	2.0％～14.0％
利用限度額	10万円～800万円
無利息期間	なし
審査時間	WEB申込で最短当日
在籍確認	電話確認あり
郵送物の有無	WEB申込でなし

みずほ銀行カードローンの上限金利は年14.0％となっており、他社と比較しても低い水準です。

WEB申込の場合は郵送物なしにでき、キャッシュカードとローンカードの兼用も可能なため、バレにくいカードローンを利用したい方にもぴったり。

ただし、在籍確認は必ず電話で行われるため注意しましょう。

どうしても30万円借りたいなら審査通過のポイントを確認しておこう

確実に30万円借りたいのであれば、事前に審査通過のポイントを確認しておきましょう。

ここでは、カードローンの申し込み時に注意したい、審査に通りやすくなるポイントをお伝えします。

借入ができるのは年収の3分の1まで

プロミスなどの消費者金融からお金を借りる際は、「総量規制」に引っかからないように注意してください。

総量規制とは、年収の3分の1を超える借り入れを規制するルールのこと。つまり、30万円借りたい場合は、最低でも年収90万円以上である必要があります。

なお、総量規制には他社からの借入も含まれます。そのため、すでに他社からの借入額が総量規制の上限に達している場合は新たに借りることができません。

他社での借入額が多い場合は、新たな借入額を含めて年収の3分の1以下となるように調整してから申し込みを行いましょう。

信用情報に傷がないか

これまで長期延滞や債務整理などの金融事故を起こしており、信用情報に傷がついていると審査で落ちる原因になります。

例えば長期延滞の場合は完済日から約5年は記録が残るため、その間はカードローンやクレジットカードなどの審査が通りません。

信用情報にこういった事故情報があるか調べたい場合は、CICなどの信用情報機関に情報の開示請求をしてみるといいでしょう。記録がある場合は、情報登録期間（約5年）が過ぎるのを待つのも1つです。

安定した収入があるか

カードローンの審査通過の条件として、「収入が安定していること」が求められます。

つまり、無職の場合や単発バイトしかしていない場合などは「安定した収入がない」とみなされる可能性が高いということ。

一方で、安定した収入があると判断されれば、派遣社員やアルバイトなどでも借入ができる可能性があります。

ただし、就職・転職直後など、勤続年数が短いと審査でマイナスの評価を受けるため注意してください。

同時に複数社に申し込みをしない

なんとしても審査に通りたいからと、同時に複数のカードローン会社に申し込むのはやめましょう。

短期間のうちに複数社申し込むと、「申込ブラック」と呼ばれる状態となり、審査に通らない可能性があります。

カードローンの申し込みを行ったことは信用情報に記録されるため、審査時に他社にも複数申し込みを行っていることがわかれば、お金に困っている印象を与え、返済能力への懸念が生まれるためです。

実際に何社までなら大丈夫だとは言えませんが、まずは1社申し込んでみて、審査落ちした場合は新たに他社に申し込むことを検討してみてください。

30万円借りたいけど審査に通らない時の対処法

30万円借りたいのに、カードローンの審査に通らない場合はどうしたらいいのか困ってしまいますよね。

そこでここからは、審査に通らない時の対処法を解説します。

家族に相談して借りる

審査に通らない時は、家族や友人に借りることも考えてみてください。家族や友人からお金を借りる方法には下記の利点があります。

誠意を持って相談すれば、例えあなたが金融ブラックなどで審査が通らない場合であってもお金を貸してくれる可能性があります。

また、業者などから借りる場合と違い、利息なしにしてくれたり、「ボーナスが入るまで返済を待ってほしい」といった要望に応えてくれる可能性も。

ただし、返済が遅れると信頼関係にひびが入る恐れがあるため、約束した条件を守り、しっかり返済することが大切です。

クレジットカードのキャッシングを利用する

30万円を借りたい場合は、クレジットカードのキャッシング枠を利用してみてください。キャッシング枠には下記の特徴があります。

クレジットカードのキャッシングを利用すると、ショッピングで利用できる金額が減ってしまったり、利息が発生したりなどの注意点もありますが、既にキャッシング枠が付与されているカードを持っていれば手続き不要で利用できます。

提携ATMからすぐにお金を引き出せますし、場合によっては銀行口座に直接振り込んでもらうことも可能です。

ただし、キャッシング枠がないカードの場合、キャッシングを利用するには審査が必要になります。現在ブラックリストの場合などは審査に通らない可能性が高いため、利用が難しい点に注意しましょう。

定期預金担保貸付を利用する

銀行などに定期預金を預けている場合は、定期預金担保貸付を利用できます。

定期預金担保貸付とは、定期預金を担保として、預入額の90％程度までの金額を借りられる方法です。

総合口座に定期預金をセットしていれば、普通預金から出金するだけで自動的に借入ができます。

30万円借りたい場合は、35万円程度の定期預金があれば十分です。「定期預金は崩したくないが、どうしても今現金が必要」という場合に利用するといいでしょう。

生命保険の契約者貸付を利用する

解約返戻金のある生命保険に加入している場合は、「契約者貸付制度」の利用も検討してみてください。

契約者貸付とは、生命保険の解約返戻金を担保に保険会社からお金を借りる制度です。

返済しなければ保険を解約されてしまうなどのデメリットもありますが、審査不要で利用できるメリットは大きいです。保険を解約する必要もありません。

なお金利は年2％～年6％程度なので、カードローン（上限金利年20％）と比較して低いのも魅力です。

公的融資制度を利用する

無職などで慢性的に生活費の捻出にも困っているような場合は、「生活福祉資金貸付制度」のような公的融資制度の利用も検討してみてください。

生活福祉資金貸付制度とは、生活困窮者が生活費などを借りるために利用できる制度です。

低所得者や高齢者・障害者世帯を対象としているため、民間の金融機関で融資を断られた人でも借りられる可能性があります。

生活福祉資金貸付制度では、連帯保証人を付けた際は無利子に、また保証人なしの場合でも年1.5％の低金利で借りられます。

その他、ひとり親世帯が利用できる母子父子寡婦福祉資金貸付金制度などもあります。

このような制度を利用したい人は、お近くの社会福祉協議会や市役所などに相談してみてください。

まとめ

ここまで、審査なしで30万円借りられない理由や、おすすめのカードローンをお伝えしてきました。

審査なしを謳った業者は闇金なので、決して利用しないでください。

どうしても審査に通らないのなら、家族に相談するなど別の手段を検討するようにしてくださいね。

>>審査なしで即日お金を借りる方法とは？